さて、パリ旅のレポートも終盤。
って、まだ書いてたのか!笑
視察のお話はこれが最後、今回はメゾン・エ・オブジェのお話。
2020年、メゾン・エ・オブジェは、25周年を迎えました。
1995年にスタートし、ライフスタイル、インテリアデコレーション、デザインといった業界の関係者がパリで一同に会する国際的な展示会で、1月と9月の年2回開催されています。
毎年テーマがあるのですが、2020年のインスピレーション・テーマは(リ)ジェネレーション(再生)。
RE GENERATION!
1月展では「コミットする世代」、9月展では「拡大する世代」を主題にしていて、『今回は経済、環境、アイデンティティ、移住などさまざまな問題を抱える世界で育ったYジェネレーション、Zジェネレーションの要望や期待を解読する』とありました。
Yジェネレーションとは1990年代に生まれた20代、Zジェネレーションとは2000年前後に生まれた10代、生まれた時からインターネットのある世代です。
分かりやすい解説がありました ⇒ ☆
ちなみに私の息子もZジェネレーションです。
奇しくも、先だって開催されたドイツのハイムテキスタイルのテーマも似たようなテーマだったようです。
まさしく世界が大きな転換期となる時。
私はトレンドの分析をする経験も知識も持ち合わせていないので、視察前にテーマだけは確認していったのですが、先日のトレンドセミナーを聞いたりこうやって振り返りながら考えてみると、少しだけ感じ取れた気がします。
さて、たくさんの写真の中から何枚かアップしますね。
全体的にカラーの傾向としては、昨年のミラノサローネの時と同じようにグリーン、ピンク、イエロー。
そこに、パントン カラー・オブ・ザ・イヤー 2020年の色であるクラシックブルーが入っていたように思います。
プリミティブ、ナチュラル、乾いた感じ。
エスニック、中東、日本。
アウトドア。
ソファの張地なんかのファブリックは、デコオフでも多く発表されていたブクレーが目につきました。
ファッションと同じですね。街中でよく見かけます。
オレンジ、グリーンも引き続き。
日本でもお馴染みのKARE.
ミニマルな大きなフラワーポット
クラシックブルー。きれいな色。

ワサワサなボタニカルなペンダントライトも迫力ある。

ソファの背面にはアートが映える。 アートのブースもたくさん。
ジェルバゾーニのアウトドア家具も出展
カッコいい。
こんな有機的なデザインのオブジェの展示も目につきました
ブークレー。
WALL&DECO これも壁紙、面白いなあ
セラミック。色展開がすごい。とっても美しい。 アーティストの方の作品。
こんな照明、楽しい。
一瞬ぎょっとしますが(^-^; コアラもいました。メッセージなのでしょうね。
とても紹介しきれませんが、今回のパリの視察レポートもそろそろ終わり。
少しはお伝えできたかな?